数日前は、こんなにお目目まんまるのぴょんだったのに…

翌日から、なんだか目の調子が悪そうだなあ、と思っていたら、
案の定、結膜炎になってしまっていた。
そんなわけで、獣医さんで処方された飲み薬を、一日2回と、
目薬を1日3回、注すことに。
ところが……
このぴょんという猫。
我が家で一番の「超マイペースっ子」で、
抱っこして口を開けようものなら、その巨体でむぐおおおおと私を押しのけ、
目薬を注そうものなら、どれだけ押さえつけても、右へ左へ暴れまくる。
他の猫たちは、みんな、薬は嫌でも、なんやかんか逆らうことはなく、
飲んだ後、かげでこっそり「ペッ」はしても、その場ではちゃんと飲んでくれたのに…
ぴょんは、もともと意思の疎通が難しかったけど、
投薬することすら、こんなにも苦労するんだ…と、
家族なのに、なんだか全然信頼されていないような気がして、かなり凹んだ。
けど
ふと、気付いた。
ぴょんってば、あれだけ暴れてるのに、
爪を、絶対に立てていない。
あんなに力があるのに…
腕をつっぱって、あとは爪さえ出せば、私を傷つけることはできるのに…
ぴょんは、ぴょんなりに、私に気遣ってくれているんだな…。
朝、昼、晩、と目薬を注す。
きっと、これで、ぴょんはますます人間をうとましく思い、
ますます「ひとり」でいることを好むようになってしまうだろう…
そうさみしく思っていた、今日の昼…

ぴょんが、仕事をしている私とダンナさんのパソコンの前で眠り始めた。
普段は、ひっそり、ひとりでいられる場所で眠っていたのに…

こんな、いつ目薬を注されてもおかしくない場所でくつろいで…
時折伸ばすダンナさんの手のひらに、グールグールと嬉しそうに喉を鳴らす。

辛いことがあったとき、
頼りたいのは、私たちでいてくれているのかな。
目薬を注す腕を、薬を飲ませる腕を、
嫌がっても、愛情とそれを、べつべつに受け止めてくれているのかな。
仕事をしている間中、ぴょんはずっと目の前にいた。
時折、夢でも見ているのだろうか、
うなされるように、ぴくん、ぴくん、と体が動く。
そのたび、なでて「だいじょうぶだよ」を伝える。
出会って、6年。
病気知らずのぴょんだったけど、
病気が、絆を深めてくれるかもしれない。
ゆっくり、ゆっくり、
ぴょんに伝わる言葉を、態度を、さがしていこう。
※目の前で寝ているとき以外は、エリザベスカラーをつけています。
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* お返事 *
日が暮れるのが早くなってきましたね。
台風の影響か、夜風が涼しくて、猫たちもゆったりと過ごしています。
新しいフードボールは、割と使い勝手がいいようで、
あいやビーにも使わせてあげたかったなあ…と、ちょっとしんみりしてしまいます。
まあ、毎日、あのお皿でごはんをおそなえしているんですが(*^-^*)
それでは、今から、またぴょんの目薬です。
ちょっとでも上手にさせればいいなあ。
【おまけ】あいちゃんと話せるチャットスペース

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