大晦日…
しんしんと時折降る雪を見るたびに思い出すのは、
あいと出会った6年前の冬
あいは、まだ無人のアパートに隔離されていて、
私は、真っ白に染まっていく景色を家の窓からみつめながら、
アパートで、あいが震えてやしないかと、気が気じゃなかったっけ
拾った翌日に、猫エイズと白血病に感染しているとわかったあいに、
相談を持ちかけた、行った事のない病院や、いくつかの愛護団体さんには、
良い顔をしてもらうことはできなかった
「里親もみつからないだろうし、リリースをした方が…」
「やがては病気で死んでしまうのだから、今のうちに安楽死を…」
中には、「自分が世話することもできないのに拾うなんて、無責任な!」と、
お叱りを受けたこともあった
こらえきれずに連れ帰ったものの、
私の後悔も、あとからどんどん沸きあがってきて、
「私のしたことは自己満足だったんじゃないか」
「慣れ親しんだ場所で、たとえそれが明日でも、生涯を終えたほうが良かったのか」
と、自分を責め、あいに申し訳なく思い続けた
だけど、そのうちに、
怯え、かたくなだったあいの心は、少しずつほぐれてきて…
それまで食べ物にしか興味がなかったのに、
はじめて、おもちゃで遊ぶ楽しみを覚えて…
一緒に暮らすようになり、人の手のぬくもりを…
家族となる猫たちのぬくもりを、知った
時に、ケンカをすることも
生きているから、味わえるしあわせ
あの時、あいの人生に終止符を打たなくてよかった
そして、ずっと昔…
私の人生に終止符を打たなくてよかった
生きてるかぎり、
来年もまた、辛いことも、苦しいことも、痛いことも、やりきれないことも、
あるだろう
だけど、そんなときは、
うんと遠い未来を見て、不安にかられるんじゃなくて
目の前にある「明日」
どんな楽しいことをしようかと、思い巡らそう
しあわせは
すぐ近くにあるんだから
見失わないように
生きた先に浮かぶ、自分の笑顔を想像しよう
一人でも多く病気を知って頂けるよう…お二つクリックして応援して頂ければしあわせです
▽
はーい、今から年賀状ですよ~なセリにポチっと
※上のバナーを押すとランキングページに移動し、当ブログに投票されます
* お返事 *
みなさんと出会えて、しあわせです。
良いお年を…
---------------------------------------------------------------------------
■「フィナーレを迎えるキミへ」発売開始です(*^-^*)■
Amazon セブンネットショッピング 楽天ブックス
※お読みくださった方は、良ければ、上記ページからレビューをお書きいただければしあわせです
■あいちゃんサポーターさんへ「書籍のおしらせカードの印刷はこちらから」■
裏面(私の紹介) 宛名面(本の紹介) 1枚物(問合せ先付き書籍紹介)
■よくいただくご質問■
※カードをコピーしたり、スキャンして印刷し増やしていただく等OKです
※mixiやツイッター、ブログでのおしらせも大歓迎です
※11月発売ということで、書店の方にお知らせしてくださるのも有難いです
※図書館や学校図書へのご紹介も嬉しいです
---------------------------------------------------------------------------
■広島市動物管理センター移転新設と業務見直しの署名のおねがい■
現在、広島にて、広島市動物管理センターの移転新設と業務内容の見直しを要望するための
署名を集めておられるそうです。
狭く、収容できる動物の少ないセンターでは、収容期間の延長が困難で、
家に戻れたり、新しい家族と出会える可能性のある動物達が、
現状では、やむなく殺処分されているそうです。
また、古い施設内は過酷な環境のため、その中で命を落とす子もいるのだとか…。
動物達が、少しでも心地よく、新たな縁をつなげる場所へと変えるため、
ご賛同くださる方の、署名を募集しております。
署名用紙→ボランティア団体 paw's heart
※右下の「署名活動にご協力~」をクリックしてください
■注意点■
(1)住所は都道府県から、番地まで、お書き下さいませ
(2)お手数ですが、ご家族の方でも「同上」とせず、苗字や住所を全てお書き下さいませ
もし、「サイトでは分かりづらいけれど協力したい」と思ってくださる方がおられましたら、
私の方に、メールしていただけましたら幸いです。
良ければ、ご一読のうえ、ご検討いただければうれしいです(*^-^*)
---------------------------------------------------------------------------
クマさんが、今、どんぐりを必要としています
山の木の実が少なく、クマさんが人里に下りてきてしまい、
連日、悲しい結果につながっているそうです。
食べ物がなくて困っているクマさんたちのために、ご近所のドングリをお送りください。
■ドングリの送り方はこちら
■日本熊森協会ホームページ