和室の壊れたソファーの上が、すっかりお気に入りになってしまったあいのために、
ダンナさんが、早速、保温マットとやらを買ってきてくれた
「やっぱり、あいはピンクだろ~♪」
…と、いそいそとセッティングするダンナさんは、
なぜだろう、鼻の下が伸びているように思える(;´д`)
そんなふうに、今、私たちは、
最初に想像していた以上に、うんと明るい闘病生活を送っているのだけど、
それでもやっぱり、ひとりきりの昼、食欲が落ちているあいを見るたびに、
言いようのない不安に襲われる
ぐったりするあいを、ただ見てるだけではいたたまれなくて、
フードやサプリの会社、通うことなんて到底出来ないほど遠方の病院にまで、
電話をかけ、自分でも、「ちょっと切羽詰ってるなあ」と落ち込みかけていた時—
チャイムが鳴った
突然の速達で送られてきたのは、
江戸っ子ナツのご家族からの「招き猫のお寺」の御札
▲あい…と、お名前まで入れてくださっている
以前、その方とメールした時は「最近、目の回る忙しさで…」と仰っていたので、
そんな中、わざわざあいのために手に入れてくれたのかと思うと、
涙と鼻水が、いっきに噴出して、子怪獣のような声で泣いてしまった
あいのよく寝る場所に貼り付けていると、のっそり顔を起こす
主役あい:…何者かに見下ろされてる気がするのヨ~
それは、招き猫さまです(`・ω・´)b
時々—
動物を、深く愛すれば、愛するほど、
「その分、人間という生き物が許せなくなる」というお話を聞く
たしかに、時折テレビで見る動物虐待の事件の残酷さは筆舌に尽くしがたいし、
そうして明らかにされないままの酷い仕打ちは、見えるものの100倍あるのだろう
だけど
それと同時に、
私は、今まで、こうして何度も人間に助けられてきた
真夜中に、あいのお腹のことを考えて、必死で商品を探してくれた方も、
毎日のように、あたたかいお祈りのパワーをお送りくださる方も、
「失礼かもしれないけれど」とご自身の信じる医療を教えて下さる方も、
ご本人が勇気付けられた歌や言葉やお写真を贈ってくださる方も…
皆さんの、それぞれのカタチの応援歌が、毎朝、私に笑顔をくれる
▲あいと出逢った翌日、母が買ってくれた猫ベッド
(このマットの下にも、ダンナさんからの貢物ヒーターが入っている…)
だから、私は、猫と同じくらい、人間が好き
だって、あいも、昔恐い目にいっぱいあったけど、
今では、人間が、大好きなんだものね
▽一人でも多く病気を知って頂けるよう…お二つポチっと応援して頂ければしあわせです▽
謎のお札に興味津々ヒナにポチッと | 寒がりの私が救われてる膝掛け兄弟にポチッと |
「ポチッと」って?…上のバナーを押すとランキングページに移動し、当ブログに投票されます
NHK福祉ポータル『ハートネット』更新されました(*^-^*)
今回は、少し前に書いたお話の第一話「なぜ「依存症」になったのか(前編)」です。
同じ時期に更新されている大塚 敦子さんの記事も、人間とワンちゃんのあたたかいお話です。
「動物のために何かしたい」そんなアーティストと皆さんで作る、
チャリティーオリジナルグッズショップ
ご購入いただいたロイヤリティーの一部~全額が、動物さんのために使われます
書籍版「ちいさなチカラ あいとセリ」
「生きてゆく」
猫エイズと白血病を抱えた黒猫「あい」と
心に生き辛さを抱えた女性「セリ」の
本当にあった、ちいさな命の物語
>> サイン・メッセージ付きの書籍をご希望の方はこちら