『ハッピーでいっぱいの章』のはじまりは、
なんといっても生クリーム！
だけど、
昨日買って来た近所のケーキ屋さんのクリームは一舐めもしなかった…
「もう、本当に食べられないのかな…」
そう思っていた翌日、母がわざわざ昔住んでいた場所の近くのケーキ屋さん（の支店）で、
なつかしいショートケーキを買ってきてくれた
オシャレでも、
豪華でも、
ないケーキ
だけど、あいがはじめて、生クリームの味を覚えたケーキ
差し出してみると…
（ペチ…ぺろん、ぺろん）
昨日とは別人のような食いつき！
主役あい：それそれ、それを待ってたのヨ～
「え～味なんてわかるの？」と、私たちも食べてみると…
あ、本当にうまい…
不況で閉店になってしまったお店だけど…
こんなふうに、あのおじさんのケーキは、人と猫の心を救ったんだよ
いつかまた、お礼がいえたらいいな
主役あい：さ、おかわりなのヨ～
どんどんお食べ～♪
…と言いたいところだけど、その鼻の上はおしゃれかね？
ダンナさんに、いっぱいクリームをもらって、なでてもらって
夜は、あいに合わせて、ダンナさんもソファで一緒に眠る
朝になると、仕事に行くダンナさんを見送り、私の足元のベッドにきてるあい…
一瞬たりとも、ひとりじゃないね
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びっくりするのは、あい、猫エイズも白血病も発症していないんです。
【寛解から完治へ…】壁紙です。よければ…
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本当にありがとうございました。
「動物のために何かしたい」そんなアーティストと皆さんで作る、
チャリティーオリジナルグッズショップ
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書籍版「ちいさなチカラ あいとセリ」
「生きてゆく」
猫エイズと白血病を抱えた黒猫「あい」と
心に生き辛さを抱えた女性「セリ」の
本当にあった、ちいさな命の物語
