ビーはダンボール箱が好きだ

怖がりもしなければ、
嫌がりもしない
それはきっと、
一度だって、ダンボールに入れられて捨てられたことがないから
ビーは、ごはんが欲しい時、のんびり待つ

泣き叫んだり、
もらえないかもしれない、と不安がったりしない
それはきっと、
いつだってお腹いっぱいの日々を過ごしているから
愛されること
ひとりぼっちじゃないこと
ひもじくないこと

それは すべて あたりまえ
先日、ビーの抗がん治療に行くと、入院室に一匹の黒猫がいた

キラキラのお目目と、かわいい声とは対称的に、
身体は骨と皮だけで、ところどころの深い傷跡が痛々しかった
聞くと、
おそらく人間に捨てられた子が、野良生活にも馴染めず、
ケンカでつけられたのか、赤ちゃんのこぶしほどの膿を持つキズと、
熱い場所でも歩いたのか、ただれた肉球でさまよっていたのだという
優しい方が病院に連れてきてくれたけど、
その方もご病気で、この子は、キズが治り次第、また野良に戻される
生きていけるのか…
人間を信じきった目と、
食べても食べても満ちることのない空腹を抱えるこの子の未来は、
誰にもわからない
ぴょんに少し似た、愛らしい目をした黒猫「イノチ」ちゃん(仮名)

傷がふさがるまでのわずかな時間…
それでも獣医さんは、
この子の新しい家族を探そうと声をあげることにした
だから私も…
ちいさいけれど、かぼそいけれど、大声で叫びたいと思う
このイノチの未来が、愛と幸福で包まれることを 祈って
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人間に捨てられ、体中に傷を負ったイノチくんの家族募集中!

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