昨日は、ビーの二回目の抗癌治療に、
沢山の「寛解コール」をありがとうございました(*^-^*)
こちら大阪は、すっきりとした青空で、
朝、車で迎えに来てくださった先生と、
気持ちよいドライブ(二人とも朝が弱い(笑))を楽しんだあと、
病院に着くなり、ビーは血液検査とレントゲンを撮りました
これは、一週間前「癌が分かった日」に撮ったレントゲン

横から撮った図で、左が顔で、右がお尻です。
黒い部分が「何もない空気」の部分となるのですが…
胸の辺り、肺が完全に真っ白になって、
腫瘍により、気道(空気の通り道)もほとんどふさがれてしまっているのが分かります
おかげでビーは、食べ物を飲み込むことも、息をすることも苦しかったのです
そしてこれが、前回一度だけ抗がん剤(L・アスパラギナーゼ)とステロイドを打ち、
毎日、ステロイドを飲み薬として飲んだ結果の、「昨日の朝」のレントゲンです

黒い空気の部分が、明らかに増えているのが分かるでしょうか??o(*'o'*)o
背骨の下に沿った気道は、太くしっかりと通り道を作り、
胸(肺)にあった腫瘍や胸水がすっかり消えて、心臓の形がわかります
これは この場所にあった悪性腫瘍(癌)がほぼ消えている…つまり
「寛解」
…しているかもしれないということです
長男ビー:まじでか!

↑昨日の夜、家に帰ってきたビー
光の加減か、なぜかタラコクチビル…
獣医さんも、
「この薬がよく効くとは聞いていたけど、こんなに早く、こんなに効果が現れたのは初めて」
と仰っていて、私は皆さんの祈りのパワーに違いないと…
不思議なチカラなんて信じない私ですが、間違いなく確信しました(*^-^*)
本当にありがとうございます
ところで、他にも不思議なことが…
私が、最初にしこりを見つけたのは、ビーの右脇の下だったのですが、
獣医さんの細胞診(しこりに注射器を刺して細胞を吸いとり顕微鏡で調べること)で、
「癌である可能性が高いのじゃないか」との診察結果が出たため、
「さらに確実な結果を調べられる機関に検査を依頼しますか?」と聞かれたのですが、
それはせず、すぐにでも抗癌治療に挑むことにしました。
慎重な獣医さんと、これでいて慎重な私なので、いつもは検査に回すほうだったのですが、
なぜか今回は、「癌である」と確信し、すぐに治療をしなければならない気がしたのです。
結果、抗癌治療は、ものすごく良く効きました
しかし、今回、抗癌治療がこれだけ効いていたことが分かった頃、
(気にしてくれたのでしょう)わざわざ獣医さんが検査機関で調べてもらっていた、
細胞診の結果が出ました。
結果は、
リンパの腫れであり、癌の可能性は薄い(もしくは極初期の癌)
とのこと
…もしも…
この結果を先に見てしまっていたら、
私は抗癌治療をしなかったと思います
そして、もしかしたら、手遅れになっていたかもしれません
ですが、今では脇の下の腫れも今では無くなりました
つまり おそらく癌だったのです
そして、あの場所があれだけ腫れるのは珍しいとの話から、
あのしこりが出てくれたからこそ、体中の癌を発見することができ、
手遅れになる前に、抗癌治療にのぞむことができたのだと…
誰に感謝をしていいのかわからないけれど…
心から感謝したい気持ちでいっぱいです
ビーは、昨日も同じ抗癌治療を行いました
長男ビー:すげえウザかったぜ…

これで、さらに目には見えない腫瘍も溶解してくれると信じています
癌は「完治」しません
だから、臨床では見えない状態まで癌が消えたとき「寛解」という言葉を使い、
その「寛解期間」をいかに長く続けるかが、長生きの秘訣になるのですが…
でも
もしかしたら
まだ 誰も 出会っていないだけで
「完治した癌」も
あるのかもしれない
私は
ビーと
家族と
獣医さんと
ここにいる皆さんで
その「世界で始めての宝探し」を
はじめたいと思っています
末娘ヒナ:病気なんて治してびろ~んでちゅ

「寛解中」
そして
「完治」へ
これからも一緒に歩いていただければ うれしいです
まずは
いっぱい いっぱい ありがとう!!
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抗癌治療がうまくいっている反面、少しずつビーの負担と、
体力と精神力のない私にガタがきています…
長丁場になるのだから、無理な突っ走りではなく、無理なき診療計画をたてようと思います(`・ω・´)ゞ
PS.
最近うちの母のブログが、こっぱずかしいです…かいかぶりすぎ(笑)


書籍版「ちいさなチカラ」